Unbekannter Soldat #3 die Ostfront【HOI4 民主主義ドイツ】

 

 

 

 

「無限の人的資源を持つソ連との戦争は勝利が不確定だ。それでも彼らと戦わなくてはいけない。彼らは民主主義国家の独立を踏み躙った。我々中欧同盟はソ連の侵略を受けたバルト三国の加盟を承認する。もしそれこそがソ連の狙いだったとしてもだ。ドイツは陣営加盟国の防衛の為、ソ連との戦争状態に突入する。これは防衛戦争である。彼らはこの日のために準備してきた。彼らの攻勢は非常に強力だろう。だが我々は屈しない。ソ連に平和的な政権が樹立されるまで、我々は戦い続ける。

 

 では連邦に戦争の無為を教育してやろう!」

 

  総統の演説と共に議員は立ち上がり盛大な拍手をする。

 

「...良い演説だった。国民もこの防衛戦争に協力してくれるだろう」

「ありがとうアデナウアー首相」

 

 

1941/11 ソ連中欧同盟への侵攻を開始した。

 

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「始まってしまったか...凄まじい攻勢だ」

「いつになく弱気じゃない?グデーリアン将軍」

「そういう時もある。第一どう倒せば良い。敵の戦場の人的資源は1000万人以上だ」

「ええ、倒すのは演説通り難しい...」

グデーリアン、倒せなくても良いのです。我々の戦争目的はスターリン政権の転覆にあるのですから。負けなければ良い、そうですよね、総統閣下」

「そうだ、マンシュタイン将軍。二人はオーデル・ナイセ線で防衛を続けてくれ」

「防衛戦闘は私の得意分野です。お任せを」

「ああもうやるしかないな!」

ロンメル将軍、貴方はピレネー山脈で防衛を。得意でしょう?」

「ああ、山岳師団率いて戦うのは慣れている。今は防衛に徹しよう」

「役立たないと思うけどこれを」

  英軍のゴーグルを手渡す。

「英国製か?気に入った。だが砂漠じゃないと使う機会が無いな」

「お守りとして使って。負けないようにね」

「感謝する」

 

ロンメルばかりズルくね!」

「スペイン戦線はほぼ彼一人に任せるようなものだから。でも何か欲しいのなら言ってね」

パンター早くくれ!」

「科学者リターン&陣営で共同開発してるので少し待って。アレは43年に出てきたんだから...」

「二年も先のプレゼント強請るか、やはり韋駄天ハインツか」

「悪かったな!」

 

 

 

 

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「半年でやっと敵の攻勢が止みました」


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「キルレシオ100k対5M文字通り一人十殺を守っている」

「敵は依然9M近くの人的資源を有していますね」

「...だが攻勢が止んだ今、後手の一撃を試す価値はある」

「うむ」

「純粋な敵師団の包囲殲滅を目的とした限定攻勢。攻勢が困難な場合は直ぐに作戦を停止。成功した場合は攻勢限界点まで包囲殲滅を繰り返す。これでどう、マンションタイン将軍」

「問題はないでしょう。作戦名称は青の場合。作戦を開始します」

 

 

 限定攻勢にあたり徹底した隠密行動、欺瞞工作が行われた。突然の砲撃と機甲師団の突破にソ連軍は対応できなかった。

 

 

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マンシュタイン将軍から報告、シュテッティン方面にて15個師団包囲」


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「報告、ブレスラウ方面にて15個師団包囲。限定攻勢は成功。作戦第二段階を開始」


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「報告、ポズナニ方面にて15個師団以上包囲。作戦第三段階を開始」

 

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「報告、ワルシャワにて敵師団10個師団以上大包囲。詳細な数は不明。リガへの北上による包囲を試みる」


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「報告、リガ攻囲戦に勝利。敵冬季反攻を鑑み北方方面軍は防衛に移行」

 

 

「バックハンドブローのお手本のような反転攻勢だった。敵は半年で200万の兵力を失い、敵師団数は国防軍と並ぶようになった。陣営全体においては数的優位を確保するに至った。凄いよ」

「感謝します。ここまで敵の防衛線が脆弱だとは思いませんでした」

「次は南部方面で限定攻勢し、ウクライナの重工業地帯を奪う。ただウラル山脈まで工場を疎開しているから、それまで戦いは続く。人的消耗を抑制しつつ敵主力を包囲し続ける事を第一目標とする。では次はグデーリアン将軍だな」

「任せろ!」

 

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「ルヴフ方面で大包囲!兎に角沢山だ!」


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キエフにて包囲に成功!数はまだ分からん」

 

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「43年あけましておめでとう。パンター開発完了。これより量産を開始する」

「これでT-34も圧倒できるな!」


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「報告、キエフ陥落」

 

 包囲戦の過程で結果的に陥ちたに過ぎないが敵の士気への影響は大きかった。南北の攻勢成功により、南北から中央方面を包囲する形となり、中央方面からソ連軍は敗走を余儀無くされる。


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 1943年2月、開戦から1年半と経たずにソ連は900万人の人的資源を喪失。残存師団は150個師団以下に低下した。ドイツ軍は70個師団を後方に回しており、正面戦力は200個師団と数でソ連軍に優位に立つ。

 

 

 マンシュタイン元帥隷下第一軍集団はモスクワ攻略のためタイフーン作戦を発動した。これから攻勢は師団の包囲殲滅からソ連の降伏という目標へ切り替わった。

 

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 シャーン

 

「可愛いけど航続距離短いのが課題ね」

「迎撃する爆撃機も飛んでねえからなあ...」

 グデーリアンは幾らか呑気そうだった。もう殲滅すべき敵も少なくなってきた。

 

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「バクー陥落!モスクワ陥落!スターリングラード陥落!...まだ降伏しないのか?」

「ウラルまで行かないとダメね。書記長は諦めが悪いからね。でも後は平押しでどうにでもなる。ウラル越えは頼んだ、グデーリアン

「了解した!」

 

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ソ連降伏間際、ソ連は1000万人の人的資源を喪失した一方ドイツ軍は35万人の消耗に留まっていた。工業力は約三倍の差があり、連合国が静観を決めている以上ソ連に勝ち目は無かった。

 

 ソ連工業都市スヴェルドロフスクの陥落をもって、降伏。残すコミンテルンの主要国は共和スペインのみとなった。

 

 

「ねえハインツ...」

「どうしたお嬢...嫌な予感がする」

「モスクワ&スターリングラード一番乗り競争とかウラル山脈越え本当にお疲れ様。それでお願いなんだけど」

「おいまて、ロンメル将軍がいるだろ」

「そう、ロンメル将軍は二年間ピレネー要塞線を防衛し続けた功績で元帥になって、新たにスペインに軍集団がつくられたの。それでお願いなんだけど」

「あ、ああ、なんだ」

「アルプスもウラルも越えたあなたならピレネー山脈も越えられるよね」

「も、勿論、だが」

「では頼んだわ、グデーリアン上級大将!」

「こいつは酷え人使いだ!」

「貴方しかいないの」

「畜生やってやる!倒せば良いんだろ!倒せば!」

 

 

 

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「俺が真の電撃戦を教えてやる!」

 


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「これが電撃戦だ!」

イベリア半島を引き裂いた!?」

 歩兵を最速で蹂躙するカチューシャ(MLRS)と自動車化歩兵からなる自動車化ロケット師団で敵の防衛線を強引に突破。スペインは、ソ連を降したドイツ軍の圧倒的戦力を前に降伏を余儀無くされる。

 

 

コミンテルン解体戦争と呼ばれた戦争はドイツ率いる中欧同盟の圧勝で幕を閉じた。

 

 

 1943年 

 


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  民主主義陣営である連合国と中欧同盟による、二極世界が成立した。民主的平和論に基づけばもはや世界大戦は起き得ない状況が成立した。

  ドイツのランドパワー英米のシーパワーを相手取れる非民主国家はもはやこの惑星上には存在しなかった。歴史は終焉した。

 

 

ドイツ ケルン大聖堂

 

「...只今。エリー、遅くなってすまない」

 七年ぶりの再会。シスターは随分と大人になっていた。

「おかえり、総統...じゃなくて、レネ...。やはり主は貴方を守ってくれた。もうやるべき事は、終わったのね」

 ドイツの指導者(プレイヤー)では無く、友として彼女は来たんだ。

「ええ。きっと。...少し、昔話でもしようか。エリーにとっては最早来ない未来、名も無き兵士達の話...」

 

 

Unbekannter Soldat END